緑内障とは?
視神経の障害により、視野が欠けていく病気です。
網膜に写った情報を脳に伝達する役割を持つ視神経に異常が起こることで、視野に以上が現れます。
進行はゆっくりで、初期は自覚症状もあまりない病気ですが、治療が遅れると失明する恐れがあります。
健康時の正常な見え方です。
緑内障により、黒く視野が欠けています。
網膜に写った情報を脳に伝達する役割を持つ視神経に異常が起こることで、視野に以上が現れます。
進行はゆっくりで、初期は自覚症状もあまりない病気ですが、治療が遅れると失明する恐れがあります。
健康時の正常な見え方です。
緑内障により、黒く視野が欠けています。
眼球の固さを眼圧といいます。この眼圧を下げ視神経への圧迫を軽減させることが、緑内障の治療方法となります。
眼圧は、房水と呼ばれる眼の中の水分の量によって決まります。この房水の量や流れをコントロールして、眼圧を下げていきます。段階や症状に応じて、下記の方法を行います。
房水の生成を抑えたり、房水の排出を促したりする効果のある目薬を点眼します。
点眼でも効果が得られない場合は、房水の流れを調節したり、排出できるような治療を行います。
ヤグレーザーを用いて虹彩に穴を開け、房水の流れる経路を確保します。これにより房水がバイパスして流れることで眼圧が低下します。緑内障の中でも、発作を起こす特殊なタイプ(閉塞隅角症)に有効です。
繊維柱帯と呼ばれる組織が、房水を排出する経路となっています。この繊維柱帯を目詰りさせている色素細胞のみをレーザーで選択的に処理することで、房水の排出を促し、眼圧を低下させます。
繊維柱帯を切除して、房水が排出される経路を外科的に確保する手術方法です。いとが眼科では、その排出経路にフィルトレーションデバイスと呼ばれるものを使用します。